DIY用の天然塗り壁材 オーガニックウォール|フィトンチッド配合
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オーガニックウォールは珪藻土系の塗り壁材です

DIYで漆喰は不向きです

どういうこと? って思われる方もいらっしゃるでしょう。

 

ご説明します。

 

ここで言う「漆喰」とは「本物の漆喰」のことです。定義としては「消石灰(けしせっかい)」を一定量配合したものを「漆喰」と呼びます。

誤解しないでください、「漆喰」は日本古来から続く大変良い材料です。

ただプロ職人向きなんです、DIYには不向きなんです。

どうして不向き?

それは、「消石灰」を含むことで「強アルカリ(Ph12~13)」になることです。

 

手や肌に付くと「手荒れ」「肌荒れ」を引き起こします。

 

体質によって肌の強い弱いはあると思いますが、まずほぼ全員が「手荒れ」「肌荒れ」になります。

 

注意をしていても作業中はどうしても付いてしまうのは仕方ありません。

 

特に小さなお子様にはより一層注意が必要です。

 

その点、オーガニックウォールは弱アルカリ性なので安心してお使いいただけます。

【ひとこと】

消石灰の作り方:石灰石を高温で焼くと生石灰(きせっかい)になり、それに水を加えると「消石灰」ができる。水が少ないと粉末状になり、水を多く用いるとクリーム状の消石灰になる。

糊のにおいがきつい

本格的な「漆喰」には糊として「角叉(つのまた)」という海藻を使います。

 

この糊のニオイがダメという人が多いです。

 

嗅いだことがある人は少ないと思いますが、なんとも言えないニオイです。

 

狭い場所をDIYで塗るときは体調を悪くされる人もいます。

 

もちろん、中にはこのニオイでも大丈夫って人もいますけど。

 

オーガニックウォールの糊はでんぷん系でニオイはほぼありません。

【ひとこと】

角叉とは:スギノリ目・スギノリ科、生息域は日本各地沿岸で潮間帯下部の岩の上。食用としている地域は少ない。

下地の処理がたいへん

「漆喰」は基本的に「全面」すべてに下地処理が必要です。なぜかと言うと、ここでもやはり強アルカリが影響しています。

 

漆喰の場合、もし部分的な下地処理ですとムラになったり、下地が浮いてきたりする恐れがあります。

 

完成時の出来栄えは下地の段階で決まります。下地処理はカンタンな方が良いですよね?

 

オーガニックウォールは部分的な下地処理でキレイに仕上がります。

漆喰を否定しているわけではありません

もう一度申し上げますが、決して「漆喰」をダメと言っているのではありません。

 

漆喰は5000年前から古代エジプトを始め、世界各地の文明で使われて来ました。

日本には約1300年程前に伝わり、ご存知のように城郭や寺社仏閣の建築、一般では蔵などに使われています。

 

とても良い天然素材であり素晴らしい材料です。

 

ただDIYで施工する、ご自身で施工する、ご家族お子さんと施工する、には不向きな材料だと私たちは考えます。

オーガニックウォールは、手や肌に付いても大丈夫です。

ご家族みんなでのDIYにも、安心してお使いいただけます。

 

ちなみに弊社でもプロ用の商品として、

本格的な漆喰を内装用・外装用とも販売しております。

【ひとこと】

オーガニックウォールをお使いの場合でも体質によっては、まれに肌あれを起こすこともございますので手袋等の着用をおすすめします。